悩んでいる人株を買うと、なぜお金が増えるの?
お金が増える仕組みを知りたい!



こんなお悩みを解消します。
「投資は怖い」「株ってギャンブルでしょ?」
そう感じる人はまだまだ多いと思います。
しかし、実はこの考え方はもったいない誤解です。
近年、政府も「資産所得倍増プラン」などを掲げ、国民に投資を促しています。背景には、次の2つの理由があります。
- 年金だけでは老後資金が足りない(老後2000万円問題)
- 物価上昇(インフレ)によって現金の価値が下がる
つまり、銀行にお金を預けているだけでは「安全」どころか、実質的にお金が減ってしまう時代になっているのです。
そこで注目されるのが「株式投資」。
本記事では、株の基本から「お金が増える仕組み」まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
本記事の内容
- 投資と貯蓄の違い
- 株ってそもそも何?
- 株でお金が増える2つの仕組み(キャピタル/インカム)
- 初心者が株を始めるときに気をつけたい3つのポイント
本記事の信頼性


- 兼業投資家
(主に米国株を取引) - 投資歴5年
( 2020年から開始) - 2023年7月アッパーマス層到達
(2025年現在、約4500万を運用中) - 経済的自由(FIRE)を目指して、投資を勉強中!
1.投資と貯蓄の違い:お金に“働いてもらう”という発想


まず最初に、「貯蓄」と「投資」の違いを整理しておきましょう!
- 貯蓄:自分が働いて得たお金を銀行口座などに貯める
- 投資:貯めたお金を株式などに変え、“お金に働いてもらう”


銀行預金の金利は現在、0.001%程度。
100万円を預けても1年で増えるのはたった10円ほどです。
一方で、株式投資では企業の成長にお金を託し、配当金や株価上昇による利益を得ることができます。



投資とは、「自分の代わりにお金が働いてくれる仕組み」です。
2.なぜ貯金だけでは危険なのか?〜インフレの壁〜


インフレとは?
モノやサービスの価格が上がり、お金の価値が下がることです。


たとえば、今まで100円で買えたペットボトルが110円になったとします。
このとき、同じ100円でも買える量が減る=お金の価値が下がるということ。
過去30年、日本はデフレ(物価が下がる時代)が続いてきました。
しかし今は世界的にインフレ傾向が強く、「現金を持っているだけで損をする」時代に変わりつつあります。
例:ブランド品の値上がり
「3か月前に欲しかったブランドバッグを買いに行ったら、値上がりして買えなかった…」
という経験をした人もいるのではないでしょうか?
インフレ時代に必要なのは、お金を守るだけでなく、増やす力です。
株式投資はお金を増やす代表的な手段になります!



これからの日本は、インフレが続くと言われております。
3.株ってそもそも何?〜会社の一部を持つということ〜


「株式投資」という言葉を聞いたことがあっても、
「株って結局なんなの?」と聞かれて説明できない人は多いです。
株は「会社の一部を所有する権利」


株を持つというのは、その会社の一部を所有するということ。
あなたが株主になれば、その会社の方針に参加できる「権利」を持つことになります。
会社は資金を集めるために株を発行します。
投資家(あなた)はその株を購入することで、会社にお金を出資し、その見返りとして利益の一部を受け取るのです。
株式会社の仕組み


たとえば、会社が新しい工場を作るために1億円必要だとします。
創業者は2000万円しか持っていません。
残り8000万円を投資家たちから集めるために「株式」を発行します。
- 創業者:2000万円(全体の20%の株を保有)
- 投資家8人:各1000万円(残り80%を保有)
もし会社が利益を出して、総額1000万の配当金を出す場合は、
投資家8人(各10%を保有)はそれぞれ100万円の配当金を受け取ることができます。(税抜き)
これが「株式会社の基本的な仕組み」になります。



1株からアップルなど有名な企業の株主(オーナー)になれます!
4.株でお金が増える2つの仕組み


株式投資で得られる利益には、主に次の2種類があります。
① キャピタルゲイン(売買益)


株を「安く買って高く売る」ことで得られる利益です。
例:10万円で買った株を11万円で売れば、差額の1万円が利益。(税抜き)
株価が上昇したときに売却することで、短期的な利益を狙えます。
このキャピタルゲインを中心に資産を築く人も多いです。
② インカムゲイン(配当金)


株を持っているだけで、定期的に得られる利益です。
会社が利益を出すと、「株主にも還元しよう」と配当金を支払います。
例:1株あたり10円の配当が出る会社の株を100株持っている
→ 年間で1000円が口座に入る
地味に思えるかもしれませんが、長期で持つほど安定したリターンが期待できます。
「最終的には配当収入(インカムゲイン)で暮らす」ことを目指している投資家は多いです。
5.キャピタルゲインとインカムゲイン、どっちがいいの?


投資の目的によって、どちらを重視すべきかは異なります。
| タイプ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| キャピタルゲイン重視 | 短期で大きく増やしたい人 | 株価の変動リスクあり。売買タイミングが重要。 |
| インカムゲイン重視 | 安定してコツコツ増やしたい人 | 配当を受け取りながら長期保有。低リスク。 |
初心者のうちは、まず少額から始めて「株価の動きに慣れる」ことが大切です。
最初から全財産を投資に回す必要はありません。
著名投資家のテスタさんも「配当金(インカムゲイン)で生活するのが理想」と語っています。



わたしも配当金生活憧れます!
6.初心者が株を始めるときに気をつけたい3つのポイント


① 生活費を削らない範囲で始める
「余裕資金」で投資を始めるのが鉄則。
生活費や緊急時の資金に手を出すと、株価変動に一喜一憂してしまい、生活に支障がでる場合があります。
かならず、すぐに使う予定のない余剰資金で投資を始めましょう!


② リスクを分散する
1社の株に全額投資するのは危険です。
複数の企業・業種に分散することで、リスクを抑えることができます。
投資初心者は、「投資信託」や「ETF」を購入することをおすすめします!
初心者におすすめのETFをまとめています!


③ 長期目線で考える


株式市場は短期的に上下しますが、長期では成長を続けてきました。
「今日の下げ」で焦らず、「5年、10年後の上昇」を見据えることが重要です。



投資の基本は、「長期」「つみたて」「分散」です!
リスクを極力抑えた投資を心がけましょう!
7.株式投資で「損をしない人」がしていること


株で成功している人に共通するのは、勉強を続けているという点です。
「勘で買う」「なんとなく流行ってるから」ではなく、企業の業績や経済の流れを学びながら投資をしています。
本やYoutubeなどで「正しい知識を身につける」ことが最も確実なリスク対策です。
おすすめの本とYoutubeチャンネルをまとめています!







株式相場は常に変動しています。
ネットやニュースなどで常に最新情報を入手しましょう!
8.まとめ:株は“未来の自分”に投資する仕組み
株式投資とは、単なるお金儲けではなく、
企業とともに成長し、未来の自分を支える仕組みです。
この基本を理解するだけでも、投資への第一歩が踏み出せます。
- 株とは「会社の一部を所有する権利」
- 投資は“お金に働いてもらう”行為
- インフレ対策・老後資金対策に投資が必要
- 株の利益は「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」
- 初心者は少額・分散・長期を意識すること
- 知識こそ最大のリスクヘッジ
株式投資は怖くない。学べば、味方になる。
投資をはじめて、未来の自分を支える仕組みを作りましょう!




