
そろそろ資産運用を始めようかな。でも、資産運用って結局どうすれば良いんだろう?



こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
本記事の信頼性


本記事を書いた私は、投資歴3年です。現在、米国株を中心に約2,000万円以上を運用しています。
今回は、資産運用を始めようと考えているあなたに、下記のような項目を分かりやすく解説していきます。
まずは、貯金を増やそう
収入を上げる


資産は雪だるま式に増えていきますので、元本が大きければ大きいほど、得られるリターンが大きくなります。
例えば、100万円を年利5%で運用した場合、5万円の利益ですが、1000万円を5%で運用した場合は、50万円の利益と約10倍の差となります。
ですので、収入を上げていきましょう!



具体的な収入の上げ方を下記にまとめました。
- 転職をする
最も手っ取り早く収入を上げることができる方法です。しかし、転職先で給与が上がるとは限りません。また、転職には時間と労力がかかります。
- 副業をする
本業とは別に収入を得ることができる方法です。副業には、インターネットを使った副業や、飲食店でアルバイトをするなどの方法があります。
- 資格を取得する
本業に関わる資格を取得することで、資格手当を得ることができます。また、自分の市場価値を高めることができます。
支出を減らす


収入を上げるには、ある程度の時間がかかります。
しかし、支出を減らすことはすぐに実行できますので、即効性があります。
自分の状況やライフスタイルに合わせて支出の最適化を行い、無駄な支出を減らしましょう。



具体的な支出の減らし方を下記にまとめました。
- 食費を節約する
自炊をする、外食の回数を減らす、スーパーの割引や特売を利用しましょう!
- 光熱費を節約する
こまめに電気を消す、エアコンの設定温度を上げる、節電家電を使うなどしましょう!
- 通信費を節約
格安SIMに乗り換える、スマホの契約プランを見直す、不要なオプションを解約しましょう!
- 保険料を節約する
不急の保険があれば保険の種類を減らしたり、保険の種類を見直しましょう! - 税金を節約する
ふるさと納税をしたり、各種税金の還付を受けましょう!
ハイリスク・ハイリターンの商品は買わない


株式や債券から始めましょう
「はやくお金を増やしたい」との思いから、FXや仮想通貨などハイリスク・ハイリターンの商品に手を出してしまいがちです。
しかし、知識のない投資初心者がそのような商品に手を出してしまうと、大きく損失を被る可能性が高く、せっかく資産運用のために貯めた貯金が無くなってしまう可能性があります。



まずは、伝統的な株式や債券を購入し、投資を始めてみましょう。
少額から始める


値動きに慣れてから、投資金額を増やそう
投資を始めたら、必ず資産が増えるわけではありません。必ずリスクがあります。
投資のプロでも将来の株価がどうなっているか正確に予測することはできません。
ですので、投資元本が少ない投資初心者は、少額から始めて株価の値動きに慣れてから投資金額を増やしていきましょう。



株価が気になって、ドキドキするようであれば、投資金額をが適切ではありません。投資金額を減らしましょう。
手数料を払わない


高い手数料を払えば、高い成果が得られるとは限らない
高い手数料を払えば、高い成果が得られると考えがちですが、そのようなことはありません。
投資信託(アクティブファンド)を購入すると、販売手数料・信託報酬がかかります。
販売手数料は、一般的に2〜3%程度かかり、購入時に支払います。また、信託報酬は、年率1%以上のものが多く、毎日ファンドの資産から差し引かれます。
このような投資信託に1000万円投資したとすると、最初に販売手数料が30万程度かかり、信託報酬に年10万円ほどコストがかかります。



手数料が安く優良な投資商品はたくさんあります。
余計な税金は払わない


税制優遇制度を活用
通常、株の売却時の利益や配当金に対して、約2割の税金がかかります。
例えば、10,000円の利益が出た場合、約2,000円の税金がかかり、手元に残るのは約8,000円になります。



この利益にかかる税金を減らす方法を下にまとめました。
- NISA
年間120万円までの投資額に対する運用益(分配金、配当金)が非課税となります。期間は5年間です。
- つみたてNISA
年間40万円までの投資額に対する運用益(分配金、配当金)が非課税となります。期間は20年間です。
国が定めた基準を満たした投資信託から選ぶことができます。 - iDeCo(個人型確定拠出年金)
毎月の掛金を自分自身で運用しながら積み立てる仕組みです。
利息・運用益に税金がかかりません。ただし、受け取り時に税金がかかります。
所得税・住民税の負担が軽くなります。
原則60歳まで受け取り不可
結局どの株を買えば良いの?


おすすめは、インデックスファンド



初心者におすすめする投資方法は、
インデックスファンドの「長期・分散・積立」投資です。
インデックスファンドとは、日経平均やNYダウなどの株価指数と同じ値動きを目指すタイプの投資信託
SBI証券&楽天証券で購入できるインデックスファンド



私は、アメリカの株価に連動するインデックスファンドをオススメします。
- 身の回りにアメリカ製の商品が溢れている
検索はGoogle、スマホはiPhone、ネット通販はAmazon、パソコンはWindowsを使用している人が大多数
- 暴落時の強さ
アメリカは過去に「世界恐慌」「ブラックフライデー」「リーマンショック」「コロナショック」等の暴落を経験しているが、右肩上がりに成長を続けている(約120年で株価は680倍)
SBI証券&楽天証券で購入できるインデックスファンドを下にまとめました。
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン) | SBI・V・S&P500 | 楽天・全米株式 (楽天VTI) | |
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設定日 | 2018/7/03 | 2018/10/31 | 2019/09/26 | 2017/09/29 |
連動指数 | 米国の代表的な 500社の株価に連動 (S&P500) | 日本を含む先進国 及び新興国の 株価に連動 (MSCI・オールカントリーワールドインデックス) | 米国の代表的な 500社の株価に連動 (S&P500) | 全米国企業 約3500社の株価に連動 (VTI) |
総資産額 | 約2兆1731億円 | 約1兆1504億円 | 約9382億円 | 約9450億円 |
購入単位 | 100円〜 | 100円〜 | 100円〜 | 100円〜 |
買付手数料 | なし | なし | なし | なし |
信託報酬率 | 0.09372[%] | 0.1133[%] | 0.0938[%] | 0.162[%] |
対応制度 | NISA つみたてNISA iDeCo(SBIのみ) | NISA つみたてNISA | NISA つみたてNISA iDeCo(SBIのみ) | NISA つみたてNISA iDeCo |
設定日 | 2018/7/03 | 2018/10/31 | 2019/09/26 | 2017/09/29 |
トータルリターン (設定来) | 108.75[%] | 82.80[%] | 91.23[%] | 112.88[%] |



このインデックスファンドは、どれも「100円〜」から始めることができ、買付手数料・信託報酬は他の投資信託と比べて、激安となっています。
つみたてNISA等で定期的にコツコツと運用していきましょう!